エターナルグリーン

素晴らしき日本の活動と技術、それを伝えない放送局

2012/8/27
昨年~今年にかけて、海底に眠る地球資源についてのニュースが続いている。
特に注目すべきは、ハワイ沖と南鳥島周辺に眠るレアアースの話題と、日本近海に大量に存在するメタンハイドレート。

しかし今、南鳥島を始め、沖ノ鳥島などの孤島の維持が課題になっている。
南鳥島は当面の問題はないでしょうが、気になるのは沖ノ鳥島。

北緯20度25分、東経136度5分に位置する日本最南端の島で、本州東京から1700km、もっとも至近の島でも、北西の沖大東島と北東の南硫黄島で、両島ともにそれぞれ550kmも離れている。
この島の周囲には40万km2もの排他的経済水域を有するので、個人的にとても関心が高い。

しかし、打ち寄せる波の影響で島は浸食され続けたため、対策として人工ブロックで島を保護している状態。
しかも温暖化の影響で海面は上昇を続けており、予測では今世紀半ばで海面は20センチ~60センチ上昇するといわれており、このままでは沖ノ鳥島は今世紀中には水没してしまいます。

そこで日本政府は「サンゴを移植・種苗生産」させてる活動を、東京都は島の周辺に浮魚礁を設置し、漁場開発に力を注いでいます(共に生態工学的な島の創成を確立させるため)。

特に「サンゴ種苗技術開発」においては、6万株の稚サンゴ種苗に成功しており、これが完全に実用化すれば、世界で水没しかけている「マーシャル諸島」「ツバル」「モルジブ」などへの転用・応用が可能です。

なんとも素晴らしい活動だと思いますが、残念なのはこうした地道な活動や素晴らしい技術の情報が、国民にあまり伝わらないこと。
民放はさておき、せめてNHKでも、こうした活動報告的な番組を放送し、国内に発信してほしいと思います。

今、日本の現役世代が見たいのは似たようなバラエティー番組より、こうした現実的なニュースや事実・真実の放送ではないでしょうか?と、思うのは私だけでしょうか。


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最終更新日:2017/12/15



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